自然療法とは?東城百合子の食養と手当てに学ぶ体を整える方法

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【はじめにお読みください】
本記事は、筆者がコロナ後遺症の療養中に学び、実践した個人的な体験記録です。
特定の療法や栄養素の効果を保証・推奨するものではなく、医療行為に代わるものでもありません。
体調に不安のある方は、必ず主治医や専門の医療機関にご相談ください。

自然は神様からの贈り物。
こんにちは、ナチュラルトレードライフです。

自然療法は、免疫のバランスを考える安保理論と共に、化学物質過敏症や電磁波過敏症を発症し、八方塞がりだった私にとって、暗闇の中の大きな「光」となったアプローチでした。

何よりマイルドで体に優しいため、栄養を摂り入れる力が落ちている方や、小さなお子さんでも、体に本来備わっている力を静かに引き出すサポートをしてくれると感じています。

病気のときに、そっとそばで寄り添ってくれる人がいると、気持ちがホッとして、一人でいる時よりも気持ちが楽になるような気がしますよね。

それと同じで、植物たちには即効性はありませんが、私たちの体にそっと寄り添い、ささやかに支えてくれる優しさがあります。

植物のすばらしさを体感したときには、あなたの心も、優しい気持ちに包まれているかもしれません。

このブログでは、私が絶望の中で学び、実践してきた道のりを、以下の3つのステップで丁寧にお伝えしています。

  • 【知識編】各療法の仕組みを知る(全9回)
    • 第1回:体の仕組み(発電:ATP・クエン酸回路)✅【済】
      (元気の正体「ATP(エネルギー)」と、細胞の発電所の動かし方)
    • 第2回:栄養療法(材料:藤川理論)✅【済】
      (回路を動かす部品:タンパク質・鉄・ビタミンの重要性)
    • 第3回:クエン酸健康法(代謝ブースト・点火のイメージ)✅【済】
      (回路を直接まわし、溜まった乳酸を再利用する「着火剤」の話)
    • 第4回:ミネラル・カントン水(体内環境の土台)✅【済】
      (海水の力を借りて、体液のミネラルバランスを整える「土壌」の話)
    • 第5回:免疫の仕組み(安保理論)✅【済】
      (自律神経と白血球の法則:なぜ体本来の力が発揮しにくくなるのか)
    • 第6回:自然療法(東城流の実践)✨【今回】
      (自然の生命力を活かす:身近なものでできる手当てと食養)
    • 第7回:ケトン食(エネルギー源の切り替え)
    • 第8回:断食(細胞のお掃除)
    • 第9回:運動療法(循環:代謝の定着)
  • 【実践編】具体的なアプローチ方法
    (学んだ知識から実際に試したアプローチ方法)
  • 【心の持ち方編】自分の体調との向き合い方
    (回復を支える心の在り方)

    ロードマップ全体の流れや各記事を一覧で確認したい方はこちら
    ▶【不調回復ロードマップ

それでは、一緒に昔ながらの知恵に触れていきましょう。

※ 本記事は、東城百合子氏の著書を参考文献として作成しています。内容の監修・推薦を受けたものではありません。

自然療法とは

自然療法とは、自然の恵みに秘められた力を借りることで、体を整え、体が本来もっている力を活かすことを大切にした考え方です。

化学的根拠は、強くないかもしれません。
しかし、古く昔から伝わる療法が、現代まで伝わったこと自体が、多くの人々に受け入れられてきた証ではないでしょうか。

その証拠に東城百合子さんの著書「家庭でできる自然療法」は、1000版以上の重刷をされており、今でもなお、愛され続けています。

漢方も植物が持っている力を活かして、体調を整えるアプローチとして活用されています。
そういった意味では、自然療法の一種と考えてもいいのかもしれません。

自然療法は、大きく2つに分けられます。

  • 体の中から体を整えて、もともと体に備わっている力を活かすことを大切にした「食養」
  • 体の外からアプローチをして、肝臓、腎臓などの臓器の働きをサポートする「手当て」

「体の中から」と「体の外から」の両面から体を整えるアプローチをしていきます

では、はじめに食養についてお話していきます。

食養

自然療法では、食事を整えることを基本としています。
医学の父と呼ばれているヒポクラテスも、「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ」という格言を残しています。
食事で、体の土台をつくることは、とても大切だと感じています。

食養生の要点

まず、「どういった食材を選んだらよいのか?」について、大まかな視点から以下にまとめていきます。

  • 調味料を自然のものにする
  • 人工添加物や栄養をそぎ落とされた加工食品を避ける
  • 玄米菜食を心がける
  • なるべく野菜の皮、根や葉を捨てないで利用する
  • 「ニンジン・青菜」などの色の濃い野菜と「ごぼう・れんこん」などの根菜類を合わせて摂る
  • 動物性タンパク質である「肉・脂っこい魚(赤身)・卵など」よりも、植物性タンパク質である「大豆・黒豆・小豆など」や「小魚・白身の魚」を摂る
  • 動物性の「バター・ラード・マーガリン」を避けて、植物性の「大豆油・ごま油・なたね油」で調理する
  • よく噛んで腹8分目を目安に食べる

この中でも「特に気をつけてほしいこと」や「補足しておきたいこと」について、お話していきます。

調味料について

東城百合子氏の著書では、化学調味料はなるべく避けて、手作りの調味料を使うことをおすすめされています。
使われている調味料を以下のような自然なものに変えてみるのもよいかもしれません。

  • 顆粒だし ⇒「昆布・煮干し・かつおぶし・しいたけ」などから自然のだしをとる
  • 精製塩 ⇒ 自然塩
  • 化学的な早作りや添加物入りの「みそ・しょうゆ・酢」 ⇒ 自然醸造のもの

添加物は、商品パッケージの裏の原材料名欄で確認することができます。
私が子どもだった頃に比べて、現代では添加物の量が格段に増えました
単純に「味噌だから体にいい」と思っていても、実は、思わぬ落とし穴にはまっているかもしれません。

毎日、口に入れるものです。
しっかり見極める目を鍛えていきたいものですね。

色の濃い野菜と根菜類

青菜やニンジンなどの色の濃い野菜には、ビタミンが多く含まれます
一方、ごぼうやレンコンなどの根菜類には、ミネラルや酵素が多いので、両方摂取すると、栄養のバランスを補いやすくなると言われています。

動物性の食材について

第2回「栄養療法」では、動物性のタンパク質である肉や魚が推奨されていましたが、自然療法では、体液を酸性に傾けやすいとされる動物性食品は、少なくして、「小魚・白身の魚」を少し食べるのみに留め、植物性食品である「大豆・ゴマ」などを主なタンパク源としています。

一見すると相反するアプローチですが、第1回「体の仕組み」でお話しした通り、人は血液などの体液が酸性に傾くと、免疫のバランスが乱れやすくなると言われており、血行も悪くなります。

タンパク質という栄養素だけを見るのではなく、「それを運ぶ血液の質をどう保つか」という視点で見れば、自然療法が動物性食品を控える理由も納得がいきます。

そういった意味で、「動物性食品をさけているのではないか?」と考えています。
そこには「効率よく吸収するための条件」や「体質に合わせた選択肢』」など、別の視点からの重要な考え方もあるはずです。

この点については、私自身さらに深掘りして体系的にまとめていく予定です。

📝まとめ
  • 添加物などの人工物を避けて、なるべく自然のものを選ぶ
  • 植物性食品を中心の玄米菜食を心がける

摂りたい食材・避けたい食材

自然療法で摂りたい食材と避けたい食材のイメージ図

それでは、次に、具体的な食材をあげていきます。 

👍 摂りたい食材
  • 炭水化物 ⇒ 玄米、雑穀
  • タンパク質 ⇒ 大豆、黒豆、小豆、ゴマ、小魚、白身魚
  • 食物繊維、ビタミン、ミネラルなど
    • 海藻類
    • 野菜
      •  ごぼう、レンコン、ニンジンなどの根菜類、小松菜、春菊などの青菜類、ネギ、ニラ、ニンニク、キャベツ、セロリなど
  • 自然塩で作られた梅干し
  • 野草茶(スギナ、ヨモギ、柿の葉、ハブ草など)

一方、避けたい食材としては

⚠️ 避けたい食材

肉、卵、バター、ラード、チーズ、砂糖、農薬をどっさりかける果物、添加物の多い加工食品
※ 肉を食べる時は、野菜を十分に補う

東城先生の著書では、このような食材選びが血液の質を意識するうえで大切だと紹介されています。

こうやってみると、摂りたい食材には、和食の基本「まごわやさしい」の食材が、たくさん含まれていることに気づきます。

海外の健康志向の方からも注目されている和食ですが、和食が体を整えるというのは、古くからの「食養」の面から見ても理にかなっていると感じています。
日常の食事に、これらの食材をバランスよく摂り入れていきたいですね。

🥢和食の基本「まごわやさしい」

ま(豆類):大豆、豆腐、味噌など
ご(種子類):ゴマ、ナッツなど
わ(海藻類):わかめ、昆布、ひじき、海苔など
や(野菜類):緑黄色野菜、淡色野菜、根菜など
さ(魚介類):青魚、白身魚、たこ、貝など
し(きのこ類):しいたけ、舞茸、えのきなど
い(いも類):里芋、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃなど

食べることで内側から体を作り替える準備が整ったら、次は「外側から体を整えていきましょう」

手当て方法

「手当て」とは、自然の植物や身近な道具を使って、体の外から内臓への働きかけを大切にした方法です。

「手当て」では、「スギナ、ヨモギ、枇杷の葉、生姜」などが使われます。

自然療法で使用する野草のイメージ図

これらの野草をはじめとする植物は、普段食べている野菜以上に、たくましく育ち、豊富なビタミンやミネラル、酵素などが含まれてます
それらの栄養素が、体にそっと寄り添ってくれると感じています。

「手当ての方法」としては、「足湯・腰湯・(温)湿布」などがあります。
それでは、具体的に「手当ての方法」について、お話してきます。

足湯

足湯では、お湯をいれたバケツと冷たい水を入れたバケツ、の2つのバケツを用意してください。

  1. まず、お湯のバケツに足をつけて、温めます。
    冷めたら、さし湯をして、だんだんお湯の温度を高くすることで、熱いお湯への抵抗感をなくしていきます。
  2. 次に、足が温まったら、冷たい水のバケツに30秒足をつけます。
  3. その後、また熱いお湯に足をつけます。

これをこの温冷法を何度か繰り返して、最後は冷たい水にさっと入って終わります。
温冷を繰り返す刺激で、血行が促されて、胃腸や腎臓への働きへのサポートが期待できるといわれています。

足湯のメリットは、ふとんで寝ながらでも、できるため、体力の落ちている病人でも、家族に手伝ってもらうなどをすれば、手当てをすることができることです。

腰湯

腰湯は、お風呂での半身浴のようにおこなってもらえればいいと思います。
お風呂の中に、大根の干し葉・枇杷の葉・スギナ・ヨモギ・柿の葉などを布袋に入れてよく煮出し、その汁を加える方法が、東城先生の著書で紹介されています。

腰湯中、お湯が冷めたらさし湯して、出来るだけ高い温度を保ってください。
注意点として、冬は寒いので、上着を着て入ってください。

足には毛細血管が集まっていて、腰には内臓の神経が集まっています。
そのため、足と腰をピンポイントで温めることで、血行が促され、内臓への働きかけが期待できるとされています。

全身浴は水圧が体全体にかかるため、意外と心臓や肺に負担がかかります。
一方、足湯や腰湯といった「部分浴」は、最小限の負担で、効率よく全身を温めやすいため、体力が落ちている方にも寄り添った優しい方法です。

本当に辛かった時期は、お風呂に入る体力さえありませんでした。
そんな私にとって、足湯は、救世主でした。
根気よく浸かっていると、じわっと汗が出てきて、全身が温まります。

前回の記事(安保理論)でお話しましたが、体を温めることで免疫のバランスが整いやすくなると言われています。
おそらく体を整える助けになってくれていたことでしょう。

✏️ 補足メモ

もし野草が準備できないときは、お風呂に「自然塩」を入れるだけでも、体を温める助けになると感じています。
塩には体を温める性質(陽性)があるとされており、さらにお湯に溶け出したミネラルの経皮吸収に関心が集まっています。
第4回「カントン水」でお話ししたミネラルの力を、更に外側からも取り入れることができます。

(温)湿布

「肝心要」という言葉がありますよね。
近年では「肝心要」と表記されることが多いですが、「肝腎要」と書くのが正しいという説もあります。

体の毒素を解毒し、不要なものを排泄してくれる「肝臓」と「腎臓」は、私たちの体にとって、大きな要になる臓器だということをあらわしています。

この2つの臓器の働きを助ける療養として、以下のような方法があります。

  • 温めたこんにゃくを湿布する
  • 生姜を煮出した汁を湿布する
  • 枇杷の葉を湿布する

昔の人は、こんにゃくを「腸の砂おろしをする」と言っていました。
こんにゃくの温湿布は、じわじわと温めることで、滞りがちな循環をサポートし、体が本来持つ力を助けると言われています。

生姜は、生姜には血行を促す働きがあるとされており、滞った部分を温め、不要なものを流し出すサポートをしてしてくれると言われています。

枇杷の葉は、古くから「自然の恵み」として、炎症や痛みに悩む際の手当てとして活用されてきました。
( ※東城氏の著書の中で言及されています)

具体的な方法は、説明すると、長くなるため、実際の体験記として、別の記事で扱っていく予定です。

こういった体の外からのアプローチ(経皮吸収)で体への影響が報告されている事例がいくつもあるということは、化学物質などの体によくないとされているものも、体の中に浸透するということでもあります。
身近にある化学物質由来のものには、気をつけたいですね。

まとめ

  • 食養: 自然の調味料と玄米菜食で、内側から「血液の質」を変える。
  • 手当て: 植物の生命力を借りて、 臓器を外側から直接温めることで、 体本来の働きを支える。
  • 気づき:
    • 外から良いものが入るということは、悪いもの(化学物質)も入るということ。
    • 身の回りの選択を丁寧に見直す。

こうした「食養生」や「手当て」には、確かにとても手間がかかります。
しかし、その手間こそが「自分自身の体を大切にしてあげること」
そして「身近な人を手助けしてあげること」です。
そんな深い愛情に繋がっているのではないかと、私は思っています。

とはいえ、元気な方が健康を維持するために、最初から完璧に実践するのは大変です。
まずは「できるところから、ゆるく」取り入れてみる
そんなスタンスから始めてみるのも良いのではないでしょうか。

次回は、第1回「体の仕組み」とは違うルートから大きなエネルギーを生み出す「ケトン食」を紹介します。
ある分野での活用について研究が進んでいる、注目度の高い食事法です。
これまでの「食べること」への常識が、ガラリと変わるかもしれません。
楽しみにしていてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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参考文献・引用元(詳しく学びたい方へ)

この記事で解説した内容は、私自身の経験に加え、以下の信頼できる文献をベースにしています。

東城百合子氏の著書の参考書籍

一歩踏み込んだ仕組みや、より具体的な実践事例をじっくり確認したいときは、ぜひこちらの本も読んでみてください。

家庭でできる自然療法 誰でもできる食事と手当法 [東城 百合子 著]
※書籍タイトルはそのまま記載しています。紹介はあくまで参考情報であり、内容の効果を保証するものではありません。

【ご注意】
本記事の内容は、筆者がコロナ後遺症の療養中に学び実践した個人的な記録です。
紹介している情報・療法・栄養素の効果には個人差があり、体質・持病によっては適さない場合もあります。
本記事の情報をもとに行動される場合は、自己判断せず、必ず主治医や専門の医療機関にご相談ください。
本記事はいかなる疾患の予防・治療・改善を目的としたものではありません。

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