クエン酸の効果と飲み方|溜まった重さをスッキリさせるさせる仕組み

クエン酸健康法アイキャッチ 体整えロードマップ

【はじめにお読みください】
本記事は、筆者がコロナ後遺症の療養中に学び、実践した個人的な体験記録です。
特定の療法や栄養素の効果を保証・推奨するものではなく、医療行為に代わるものでもありません。
体調に不安のある方は、必ず主治医や専門の医療機関にご相談ください。

自然は神様からの贈り物。
こんにちは、ナチュラルトレードライフです。

前回は、細胞がエネルギーを生み出すための「材料」として、アミノ酸スコアの高い良質なタンパク質や、メガビタミンの重要性について、お話ししました。

今回は、前回お伝えした通り、せっかく揃えた材料(タンパク質・ビタミン)をムダにしないために、それらをよりスムーズに燃焼させ、エネルギーに変える「クエン酸(ブースター)」を紹介します。

簡単に手に入るのに、コスパ抜群だと感じている特別なアイテムです。

体のしくみを知ることは、難しいと感じるかもしれませんが、自分の体のしくみを知って、一生付き合っていくための自分に合った方法を見つけていただけたら嬉しいです。
一緒に取り組んでいきましょう。

このブログでは、私が絶望の中で学び、実践してきた道のり、以下の3つのステップで丁寧にお伝えしています。

  • 【知識編】各療法の仕組みを知る(全9回)
    • 第1回:体の仕組み(発電:ATP・クエン酸回路)✅【済】
      (元気の正体「ATP(エネルギー)」と、細胞の発電所の動かし方)
    • 第2回:栄養療法(材料:藤川理論)✅【済】
      (回路を動かす部品:タンパク質・鉄・ビタミンの重要性)
    • 第3回:クエン酸健康法(代謝ブースト・点火のイメージ)✨【今回】
      (回路を直接まわし、溜まった乳酸を再利用する「着火剤」の話)
    • 第4回:ミネラル・カントン水(体内環境の土台)
      (海水の力を借りて、体液のミネラルバランスを整える「土壌」の話)
    • 第5回:免疫の仕組み(安保理論)
      (自律神経と白血球の法則:なぜ体本来の力が発揮しにくくなるのか)
    • 第6回:自然療法(東城流の実践)
      (自然の生命力を活かす:身近なものでできる手当てと食養)
    • 第7回:ケトン食(エネルギー源の切り替え)
    • 第8回:断食(細胞のお掃除)
    • 第9回:運動療法(循環:代謝の定着)
  • 【実践編】具体的なアプローチ方法
    (学んだ知識から実際に試したアプローチ方法)
  • 【心の持ち方編】自分の体調との向き合い方
    (回復を支える心の在り方)

    ロードマップ全体の流れや各記事を一覧で確認したい方はこちら
    ▶【不調回復ロードマップ

それでは、「なぜクエン酸が、健康維持に役立つのか」深堀りしていきます。

※ 本記事は、長田正松氏・小島徹医師の著書を参考文献として作成しています。内容の監修・推薦を受けたものではありません。

クエン酸の働き

長田正松氏の著書では、クエン酸を摂取は、以下のような働きとの関係があると紹介されています。

  • 肝臓の働きをサポートし、筋肉のコリを緩和する
  • 体に必要なエネルギーの生産を後押しする
  • 体を弱アルカリ性に保ち、スムーズな循環を助ける
  • 体本来のバランスを整える副腎皮質ホルモンの働きを補う

休んでも抜けない重だるさが起きる仕組み

第1回の記事で、エネルギーを生み出すプロセスのひとつとして「解糖系」を解説しました。
※根本的な改善に不可欠なエネルギーの作り方を詳しく知りたい方は、第1回「体の仕組み」ご覧ください。

この「解糖系」では、酸素が不足している環境でエネルギーを作ると、副産物として「乳酸」がつくられます

乳酸は適量であれば再びエネルギー源として使われます。
しかし、過剰に溜まってしまうと処理が追いつかないため、肝臓に大きな負担をかけてしまいます。

さらに、乳酸が溜まると、体(組織)が酸性に傾いて、筋肉が硬くこわばりやすくなると言われています。
すると、血管を圧迫して「血流」を悪くし、酸素が届かなくなるという悪循環に陥ります。

これが、休んでも抜けないどんより感や「身体のガチガチ・重だるさ」と関係があるといわれている理由です。

体に必要なエネルギーの生産を後押しする

乳酸がクエン酸回路へリサイクルされる

ここで注目されるのが「クエン酸」です
クエン酸は、溜まりすぎた乳酸を分解して、その分解物(アセチルCoA)をエネルギーへの再利用サイクル(クエン酸回路)へと送り込む役割を果たすと考えられています。

大量のエネルギー(元気のもと)を生み出すには、この「橋渡し」をスムーズに回すことが欠かせません。
クエン酸は、溜まったゴミ(乳酸)を減らすだけでなく、それを「エネルギー」へと変えてくれる心強い存在だと感じています

体を弱アルカリ性に保ち、スムーズな循環を助ける

「乳酸」は体液を酸性に傾けるといわれています。
体液が酸性に傾くと以下のようなことが起こりやすくなるといわれています。

  • 外からの影響を受けやすくなり、体本来のバランスが崩れやすくなる
  • 血行が停滞し、本来のコンディションをとり戻しにくくなる

そのため、疲れていたり、不調を抱えている人の体は、酸性に傾いている傾向があるといわれています。

一方、健康な人の体液は、弱アルカリ性(pH7.35~7.45)に保たれています。
つまり、酸性に傾いた体液を弱アルカリ性に近づけることが大切だと考えられています。

そこで注目されるのが「クエン酸」です。
クエン酸は酸性ですが、体内でエネルギーとして燃焼されると、結果的に体液をアルカリ性へと導く働きがあるとされています。

それは、健康な人の体液へ近づけるということにもなります。

自分の「今の状態」を知る方法

「体のpH(酸性・アルカリ性の度合い)」と不調が密接に関係しているなら、今の自分の状態を数値で知りたいですよね。
実は、それを簡単に推測する方法があります。

市販の「pH試験紙」を使って、尿の数値を測る方法です。

血液のpHは常に 7.35~7.45 の弱アルカリ性に保たれていますが、尿は体内のバランスを調整するために、1日の中でも 5.0〜8.0 の間で常に変動しています。
(脂っこいものを食べたあとは、PHは酸性寄りの低い数値が出やすい傾向)

理想は、尿も弱アルカリ性寄りで安定していることです。

体調が優れないときに測ってみて、もし常に強い酸性(pH6.0未満など)に傾いているなら、食生活などの生活スタイルを見直すサインと捉えてもよいのかもしれません。

尿のPHを測ることは、自分のコンディションを客観的な数値で裏付ける目安のひとつになると感じています。

実は、私が体調を崩していた頃、一番最初に取り入れたのがこの「クエン酸とpH測定」でした。
自分の体が「弱アルカリ性」に整っていく様子を数値(色)で確認できたことは、大きな支えになりました。

「クエン酸が働いているかもしれない」
それを目で見て実感できたことが、継続するモチベーションとなり、「本来の自分に近づいていけるかもしれない」という前向きな確信に変わっていったのを覚えています。

今の私があるのは、あの時クエン酸で最初の手応えを感じ、自分の体と向き合い続けたからかもしれません。

私たちが本来持っている体のバランスを整える

クエン酸と「副腎」の働きには深い関係があると言われています。
長田正松氏の著書では、副腎から分泌されるホルモンには、以下のような働きがあると紹介されています。

  • 外からの影響を受けにくい体づくりをサポートする
  • 体内のズキズキや違和感(炎症)にアプローチする
  • 年齢とともに変化するホルモンバランスを整える

健康を維持するには、どれも欠かせないとされています。
特に、年齢を重ねる中で生じる特有のゆらぎを感じる世代にとって、副腎をケアし、ホルモンバランスの土台を整えておくことは、専門家の間でも関心が高まっている分野のひとつです。

クエン酸の選び方

クエン酸を選ぶときの注意点についてお話します。

クエン酸は主に「医薬品」「食品添加物(食用)」「工業用」の3つに分類されています。
口にするものですので「医薬品」もしくは「食品添加物(食用)」と記載のあるものを選ぶことをお勧めします。

ちなみに私は、遺伝子組み換え(GMO)由来ではないクエン酸を選んでいます。
遺伝子組み換え食品と発がん性の関連については、現在、公的機関による科学的根拠に基づく見解として、「直接的な因果関係は認められていない」とされています。

しかし、「遺伝子組み換えトウモロコシをラットに与えた実験で、体への影響が見られたとする結果が報告された」といった論文もあり、個人的には慎重に選ぶようにしています

クエン酸は、一般的にトウモロコシやサツマイモから作られています。
トウモロコシ原料の場合は輸入量が多く、遺伝子組み換えのものが混ざる可能性があるため、私は、より安心感のあるサツマイモ原料のクエン酸を選ぶようにしています。

クエン酸の飲み方

次にクエン酸の飲み方ついて、お話します。

飲むタイミングと回数

クエン酸は、摂取してから、約2時間後にピークを迎えて、約4時間で体内で代謝(消費)されます。
そのため、1日6回ほどに分けて、約3時間おきにこまめに飲むのが理想的とされています。

1日の摂取目安は合計15g程度と紹介されています。
つまり、1回2〜3gを1日6回に分けて飲むことが理想的ということです。

とはいっても、毎日6回も飲むのは大変ですよね。
まずは「食後の1杯」からはじめて、習慣化してみるのはどうでしょうか。

気をつけてほしいこと

クエン酸を飲むときに、気をつけてほしいことが2つあります。

クエン酸は酸性度が強いため、直接歯に触れ続けるとエナメル質を溶かす原因になります。
ストローを使って、歯に触れないように飲むことで、これを防ぐことができると言われています。

クエン酸の強い酸性が、胃腸を刺激することがあります。
刺激を強く感じる場合は、胃腸への負担が大きくなる空腹時を避け、食後などに飲むことをおすすめします。

🍋クエン酸の飲み方
  • 1回2~3gの量を、1日6回に分けて飲む
  • ストローを使って飲む
  • 胃腸への刺激を強く感じるときは、空腹時の飲用を避ける

クエン酸と同じ働きをする食品

クエン酸と同じ働きをする食品

クエン酸は粉末だけでなく、身近な食品からも取り入れることができます。
「梅干し」「レモン」「お酢」などがその代表です。
粉末のクエン酸が苦手な方や、より自然な形で取り入れたい場合、これらの食品を積極的にとるのも、クエン酸をとりいれる方法のひとつです。

まとめ

せっかく良質なタンパク質やビタミンという「材料」を揃えても、回路がスムーズに回らなければ、エネルギーは生まれません
それどころか、「乳酸」が必要以上に溜まりすぎることが、心身の重だるさの原因になることがあると言われています。

ここで、クエン酸に期待される働きを整理しておきましょう。

  • 溜まった乳酸をエネルギーに再利用する
  • 酸性に傾いた体液を、本来の「弱アルカリ性」へ整えるサポートをする
  • 副腎の働きをサポートして、体本来のバランスを整える(※ 長田正松氏の著書の中で言及されています)

「疲れたとき」「自律神経の乱れを感じるとき」など、さまざまな場面で、クエン酸は活用されています。
お守りのように常備しておくのもよいかもしれませんね

「知っている」だけでは、何も変わりません。
今日の一杯のクエン酸水から始めてみませんか?
その小さな一歩が、体と向き合うためのきっかけになるかもしれません。

次回は、これらの化学反応を支える「土壌」のお話。
体内の海を浄化する「ミネラル・カントン水」についてひも解いていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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参考文献・引用元(詳しく学びたい方へ)

この記事で解説した内容は、私自身の経験に加え、以下の信頼できる文献をベースにしています。

長田正松氏・小島徹医師の著書

一歩踏み込んだ仕組みや、より具体的な実践事例をじっくり確認したいときは、ぜひこちらの本も読んでみてください。

クエン酸で医者いらず 新健康法 [ 長田正松 著]
※書籍タイトルはそのまま記載しています。紹介はあくまで参考情報であり、内容の効果を保証するものではありません。

データ引用・参照元

記事内の客観的な事実や統計については、以下の公的機関および専門データを参照しています。

遺伝子組み換えのこと、ご存知ですか?:福岡天神内視鏡クリニック医師ブログ
遺伝子組換え食品(GM食品)の健康影響は?:きだ内科クリニック院長ブログ

【ご注意】
本記事の内容は、筆者がコロナ後遺症の療養中に学び実践した個人的な記録です。
紹介している情報・療法・栄養素の効果には個人差があり、体質・持病によっては適さない場合もあります。
本記事の情報をもとに行動される場合は、自己判断せず、必ず主治医や専門の医療機関にご相談ください。
本記事はいかなる疾患の予防・治療・改善を目的としたものではありません。

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